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2018年 5月 のブログ記事一覧

2018年5月31日

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座@中津コミュニティセンターに参加しました。
今日は49名のご出席。

茨木市の65歳以上の方は約67.000人。
国の資料では65歳以上の約7人に1人(15%)が認知症とされているので、
それに則れば、約1万人が認知症になっているということになります。

認知症の症状を理解し、かかわる人はさりげなく自然にが一番の支援ということでした。
基本姿勢は驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない、否定しないの4つ。

だいぶ前に講座に行きましたが、改めて勉強になりました。

今、茨木市内は約18,000人のサポーターがいますが、どんどん広がってほしいと思います。

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2018年5月19日

宙いもプロジェクト 苗植え

宙いもプロジェクト。
今日は風が吹きまくる中、サポーターさん6組と苗植えをしました。
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秋には「おいもスイーツフェア」ではなく、今年は「おいもグルメフェア」があります。
それに向けても頑張っていきたいと思います。

2018年5月15日

プラスチックごみ問題学習会

プラスチックごみ問題学習会に行ってきました。
場所は万博の隣にある吹田市資源リサイクルセンター。

今年から初めて建設常任委員会に所属になり、当委員会の所管である「ごみ」に関心を持ち始めています。

今日の話は、まだまだ勉強不足ですっと頭に入ってきませんでしたが、
プラスチックの種類は多岐にわたり、そのリサイクル方法は3つ。
マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクル。

プラスチックの循環とその課題としては、技術と制度と経済とのミスマッチ。
 日本はリサイクル指向製品設計は世界のトップクラスでリサイクル技術もトップクラス。
 でも、製品別リサイクル制度で異なるプラスチックの扱い、3R原則によるマテリアルリサイクル優先、未成熟な再生プラスチック市場などが挙げられていました。

現在、和歌山市でプラスチック製よう生き放送の分別収集を止め、焼却することで中間処理委託費約8400万円が浮く上、約2000万円の売電利益が得られるということで、プラスチック製補容器包装の分別収集への逆風が吹いているそう。

いや~まだまだ勉強不足。もう少し調べていきます。

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2018年5月12日

行政視察にいきました

5月10日~11日、視察に行っていきました。

【建設常任委員会視察1日目】
福岡県筑後市の空き家バンク事業。
所有者が「貸してもいい」「売ってもいい」という市内の空家を登録して紹介する事業。
6年前に地方創生の1つで移住定住促進のため始めたが、
3年前から空き家の老朽化対策、とにかく安全面のため空き家を減らしていくことにシフト。
とはいえ、727件ある空家のうち、
114件の登録があり、成約45件の実績。

2014年度から宅建の資格をもった非常勤嘱託の職員が
空き家専門相談員として配置。
登録された空き家をホームページで周知し、利用者へ紹介。
相談員が利用者の希望により
決済まで立ち会うこともあるそう。

また、不動産業者等、運営目的で買う人もいるが、
それは認めているとのこと。

先日読んだ雑誌で、
野村総研が15年後の空き家率は3割超ということが書かれていたので、
筑後市のような事業は悪くないかなとは思いました。

ただ、そもそも筑後の人口規模は茨木の6分の1、面積は2分の1。
状況が結構違うので、ちょっと難しい。

写真は新幹線の駅で唯一、公園の中にある筑後船小屋駅前の公園と筑後市議会の議場。

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筑後

【建設常任委員会視察2日目】
熊本市で桜町・花畑周辺地区のまちづくり(桜町地区第1種市街地再開発事業+オープンスペースの整備)について。
熊本駅から市役所まで車で10分ぐらいの距離。
地震から約2年が経ち、かなり復旧しているとのこと。
熊本城はまだ改修中。

再開発の事の発端は、7年前に隣接している地銀が大規模改修を行うことになり、
それに合わせて交流拠点都市にふさわしい魅力とにぎわいを創出し、
市内外から人が憩い、集いたくなるような空間を形成するという運びになったよう。

官民一体の700億円の再整備で、
市からの支援は126億円(内半分は国の補助金)。
それに加え、熊本城ホールの買い取りなど283億円(この内、国の補助金が何割か調べないとわからないとのこと)かかるそう。
ちなみに熊本城ホールはメインホール2300席・・市民会館を持っているのに・・。
いや~人口73万8千人という茨木の約3倍の都市なので、事業規模もかなり大きい。
来年の夏に完成ということで、できてからしばらくして、また視察に行くのもありかもしれません。

他方、再開発地区に隣接するオープンスペース整備(2021年完成予定)については参考になりそうで、
市民とのワークショップ等、市民参画で検討を進めているようでした。
芝生、植栽、空間デザイン大事ですね。
茨木も市民会館跡地活用の件があるので、
今後参考になるかもしれないという印象でした。

余談ですが、熊本市の水道は地下水100%というのがびっくり。
市電の利用も年間1000万人。
市電持っているというのは景観としても魅力的ですね。

九州新幹線のおかげで、熊本駅から3時間半で茨木に帰ってこれました。
6月に2日目のテーマで議員間討議を行うので、茨木に活かせそうなところを模索します。

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2018年5月7日

議員研修会

本日、茨木市議会の議員研修会に出席しました。

今回の講師は法政大学副学長・法学部教授の廣瀬克哉教授。
「自治体監査制度の充実に向けて~監査強化のための議会の役割について~」をテーマとしてお話ししてくださいました。

自治体の監査委員制度においては、議会の議員からも監査委員に選出されています。
ただ、地方自治法が改正されて議会からの選任はしてもしなくてもどっちでもええよということになりました。

本来的にいえば、執行機関の中にある監査委員は首長の下にあるので、
首長と対等機関である議事機関のメンバーが監査委員になることは「ねじれ」です。
けれども、外部監査・内部監査のメリットのいいとこをとってきて現制度になっているという説明や、
地方制度調査会の提言の歴史から監査委員制度に対する表現の変遷を聴くことができました。

廣瀬先生からは、今後の議選監査について、選択肢は大きくは2つあって、1つは議選監査廃止して議会の監視機能等を同時に考え始めるということ、
もう1つは、現制度を維持して充実を図り、その先の在り方はまた議論をする、そんな旨でした。

私も直ちに議選監査廃止するよりは、一定議会の機能を整理、検討したうえで進めていったほうがいいのかなと、現時点では感じました。