和衷会見学 | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2013年4月22日

和衷会見学

和衷会(更正保護の施設)で行われた生活技能勉強会(SST)の見学をさせてもらいました。
講師をされていた梅花女子大学の心理の先生とつながることができました。

生活技能勉強会ではこんなことをされていました。
・円形に並べた椅子に寮生の方々が1つ飛ばしで着席
・寮生の間に講師お二方のゼミ生やつながりのあるボランティアの方々が着席
・自己紹介を3~4名のグループに分かれて
・他己紹介をグループごとに実施(他のグループに向けて発表)
・○○なときに△△ができたらいいのにな というお題でグループで話し合い
(△の部分は「尋ねる」「感謝する」「説明する」「頼む」「断る」「答える」「謝る」などのコミュニケーションの言葉)
・グループごとに発表
・今回の場合「断る」のワードに集中。
・講師から断り方についてコメント
・その他出てきた事例について言及し、それこそがSST(生活技能勉強会)だと述べ、続けて来ることを勧める
という流れ(1時間)でした。
和衷会でされている生活技能勉強会は、「和衷会方式」といわれるぐらい、他とは違うようです。
本来は3か月間、週1回実施するようですが、
ここでは月1回で、最近参加者は毎回違っていて、なかなか継続して参加できていないようです。


でも寮生の方々の表情は、始まる前と後とでは全然違いました。