大和高田市へ^ | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2019年7月13日

大和高田市へ^

電子図書館の視察で奈良県大和高田市に行きました。
近場であるため、今回も自費で。

「時間的に図書館になかなか借りに行けない」
「(夜10時頃に)今、この本が読めたら・・!」

そんなことを度々思っていた時に、電子図書館の事例を思い出しました。
千代田区が確か2010年頃から初めていますが、課題が多くなかなか普及していないと以前聞いていました。
しかし、最近は状況が変わってきたようで、70の自治体が導入しています。

そこで、関西で直近で導入されたのはどこかと調べたところ、大和高田市さんにたどり着いた、というわけです。

電子図書館の書籍は市民じゃないとログインできなくて、
きちんとイメージを掴めなかったんですが、
ようやく見て、操作もできました。

これはいい!何よりの感想です。
(※大和高田市さんは利用可能な対象者に在勤在学を加えておられます)

さて、具体に記すと、
大和高田市は人口6万5千人のまちで、図書館は1つ。
電子図書館ですので、本を置くスペース等一切不要ですが、
図書館流通センターが指定管理者として運営されています。
始まってちょうど1年だそうです。

導入背景は3つ
①収納スペース
②参考書を通常の図書館では入れられなかった
③マンガの貸し出し
④障害者差別解消法や高齢者対応(読み上げや拡大、反転機能)

貸し出し件数は1年で4452件。
コンテンツ数は8184。
人気なのは絵本、料理本、資格取得に向けた参考書です。
絵本は有名な俳優さんが読んでくれて、しかも「動く」というもの。(動く絵本)

雑誌はライセンスを期間限定にして、どんどん新しくしていくという手法がとられています。
普通の図書館なら廃棄するという作業があるわけですが、そういう手間がありません。

職員の事務作業としてもほとんど手がかからないとのこと。
貸出も返却も窓口対応不要ですし、督促も必要ありません。

今まで図書館を利用してこなかった人、あるいはずっと来ていなかった人が電子図書館を利用するようになったということでした。

私自身は紙の本が好きですが、場面によっては電子書籍と使い分けをしています。

それぞれの良さがあります。

大和高田市さんでは、電子図書館は図書館とは全く別物と捉えているとのことでした。
書籍もほとんど被ってないようです。

電子図書館の委託料は700万円。

茨木でやろうとするときには財源のことを考えないといけませんが、
700万でこれだけのサービスを提供できれば
市民にとってかなりプラスになると感じました。

他市も調べて、検討していきます。

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(館長と)