本会議での質問(その1)~水道施設の浸水対策 | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2019年12月10日

本会議での質問(その1)~水道施設の浸水対策

12月8日、9日に本会議審議が行われ、
その中の補正予算質疑で水道施設の浸水対策と、小学校の受付員の課題と支援について質問しました。
(発言時間10分)
なお、受付員については次回のブログに掲載します。

茨木においては、上下水道で本市の施設や管路の耐震化や水路の機能向上、給水車の購入など種々対策を進めています。
ですが、昨今の風水害の状況を鑑み、今回は水道施設そのものの浸水対策について取り上げました。


《1問目》
新聞報道によると、今年の台風19号による大雨の影響で、浸水被害を受けた浄水場等が15施設あった。
その中で14施設がハザードマップで浸水想定区域内にあり、例えばいわき市では浄水場が80センチ浸水し、電気を各設備に流す心臓部がやられ、完全復旧に約2週間要した。
厚労省の調査(2018年9月)によると、全国の主要な浄水場3521か所中22%の758か所が浸水想定区域にあり、そのうちの76%の578か所は浸水対策をしていないという調査結果。

そこで茨木市の状況について。
本市の浸水想定区域に水道施設はあるのかどうかという点。
また、あるのであれば、どの施設で、そこで想定される浸水は何メートルになるのか。

【答弁】
本市の洪水・内水ハザードマップ等によると、浸水被害がされる水道施設は、十日市浄水場及び野々宮配水場の2施設。
なお、野々宮配水場は、水道施設更新計画に基づき、今年度末に施設の統廃合を行い、排水区域の変更により運用の休止を予定している。
十日市浄水場については、安威川が決壊した場合の浸水高が約0.5メートルから2.2メートル程度と想定されている。

《2問目》
2か所が該当し、野々宮配水場については今年度中に統廃合で休止とのことだったが、
十日市浄水場では、0.5メートルから2.2メートル、浸水の想定がされているということだった。
そこで3点質問。

①1点目に、この安威川のすぐそばにある十日市浄水場における浸水対策は現状どのようになっているのか。

②2点目に、先述のように、いわき市では心臓部の電気設備がダウンしたが、本市の十日市浄水場の中でさらに優先的に浸水対策をする必要がある箇所はあれば、どこなのか。

③3点目に、仮に浄水場が被害を受けた場合、どのような影響が出るのか。

【答弁】
①十日市浄水場の浸水対策は、ポンプ室の扉等からの浸水を防ぐため土のうを常備している。

②浄水場内で優先的に浸水対策をする必要がある箇所は、電気室であると考えている。

③また、被害を受けた場合の影響については、自己水の停止及び西穂積配水場、安威配水池への送水停止が想定され、市民約2万3千人への給水に影響が出る可能性がある。
ただし、大阪広域水道企業団からの受水の増量が得られれば、断水することはないと考えている。

《3問目》
①十日市浄水場での浸水対策の現状についてお答えいただいたが、土のうを用意しているということだったが、土のうのみの浸水対策で大丈夫なのか。
土のうでどれだけの高さを積めるのか。土のうでどれだけの浸水に耐えられるか、お聞かせを。

②また、大阪府水道企業団から確保できれば断水は発生しないとのことだったが、それは「確保できれば」の話であって、企業団の浄水場もダウンする可能性もある。
やはり本市としても十日市浄水場のコアとなる部分(電気室)だけでも対策を講じる必要があると思う。
今後の浸水対策についてはどのように考えているのか、見解を伺う。

【答弁】
①土のうで対応できる浸水深さは0.5メートル程度であると考えている。

②今後の浸水対策は、大阪府で今年度末に安威川ダムの整備効果を見込んだ安威川の洪水シミュレーションの見直し結果を公表されると聞いているので、浸水想定を確認したうえで、最適な浸水対策を検討する。

《米川の要望》
土のうで対応できるのは50センチだけということで、これではまずい。
施設の浸水対策は、止水板、止水壁、防水扉などの対策があると思うが、確かに費用がかさむ。
しかし、断水すると生活用水がなくなり、例えばその後の泥の掃除など、市民の生活に大きな被害をもたらします。
答弁では、今年度末の大阪府のデータが出てきたらそれを踏まえてということなので、最低限、段階的にでも電気室など、対策すべきところを早急に進めることを要望する。