研修2日目(北大の野口先生&「どじょうすくい女将」) | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2021年4月16日

研修2日目(北大の野口先生&「どじょうすくい女将」)

午前中は市町村議員特別セミナー(2日目)
午後は役所で要望。3月議会終わってから、役所とのやり取りが例年より多くなっています。

さて、今日の3コマ目。

■これからのスマート農業~新しい地域農業の創生
北海道大学大学院農学研究院教授 野口伸氏

今の日本には、スマート農業技術の導入が不可欠
というのはよく理解できました。

あとは、誰が負担するのかを含め、コストの問題が大きいように感じました。

資料の転載禁止は今回も同じなので、以下、メモです。

・スマート農業の必要性
→基幹的農業従事者は5年前から29.8万人減(175.4万人)
 ・平均年齢67.0歳(65以上は64.6%)
 ・未来投資戦略2018

・スマート農業で期待される効果
 →労働力不足の解消
  技術継承(※熟練の知が伝わらない→データ化)
  生産の低コスト化

・農業データ連携基盤
 →プラットフォームづくり(WAGRI)

・なぜ水田から始めているか
→日本農業イノベーション=水田農業の変革
 日本の耕地面積(450万ha)のうち54%が水田


まとめ
・就業者人口減少と高齢化が進む日本農業において、スマート農業技術の導入は不可欠
・内閣府SIP 次世代農林水産業創造技術
→水田農業のスマート農業技術の開発、その核となる農業データ連携基盤(WAGRI)を構築

・ロボット農機の小型化と低コスト化は課題だが、近い将来実現。
・中山間、野菜、果樹のスマート化はこれから。技術と基盤整備は車の両輪

■4コマ目
令和の戦国武将・今女将が地域と共に立ち上がる
「島根県さぎの湯温泉 竹葉」女将 小幡美香氏
しまね観光PR大使/「どじょうすくい女将」

足立美術館 18年連続日本庭園ランキング1位(日本庭園専門誌)
このそばに旅館があるそう。

・守破離+創

個人的に欲を言えば…
コロナ禍で旅館の経営状況が数字としてどういうことになっていたか
メディアに多数出てらっしゃるが、それが旅館経営や、島根への観光にどう影響したか
GoTo施策に対する考え、評価

などお聞きしたかったです。

2日間4コマのオンライン授業、2000円は破格。
さすがJIAMです。有難い。

また受講してインプットしていきたいと思います。