本会議質疑②~防火扉 | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2021年9月8日

本会議質疑②~防火扉

本会議での2つ目の質疑です。

■小中学校の防火扉
昨年末、NHKでも取り上げられたようですが、
小中学校の防火扉の点検結果と対応について質問しました。

まずは現状を聞いたところ、以下の答弁。

●公立学校における防火設備の主な形状と設置数について
小中学校に設置されている防火設備の主な形状として、防火扉、防火シャッター、耐火スクリーンがあり、設置数は合計791ヶ所。

●点検方法と頻度について
 防火設備定期検査として、資格者による目視、触診、動作確認の検査を業務委託により、年1回実施。

●過去の点検経過と結果について
防火設備定期検査は、平成28年6月の建築基準法の改正に伴い制度化されたもので、本市では平成30年度から検査。
検査結果で不具合を指摘された箇所は、平成30年度63ヶ所、令和元年度109ヶ所、令和2年度154ヶ所。


そこで、
・要はちゃんと機能しない、閉まらないということだと思いますが、「不具合」って何なの?という確認と、
・何で指摘箇所増えてるの?どんな対応をしてきた?
・今後の対応は?
を聞きました。

答弁
・主なものとして、扉が閉まりにくいなどの閉鎖不良、機械設備の劣化などの動作不良のほか、蓄電池の交換期限切れなどがあげられます。

・不具合箇所数が増えた要因について
対応につきましては、できる限り安全を確保できるよう、動作不良など緊急性が高いものから順に、調整、部品交換などの修理対応を行っております。
不具合箇所数の増加の要因としまして、平成30年度から新たに防火設備定期検査を実施しておりますが、年々、業者の点検精度が上がったことが考えられます。
また、令和2年度は、緊急性の高い動作不良のある建具について、43箇所の調整、部品交換を実施しましたが、同一箇所に新たに閉鎖不良が見つかったものもございます。

・今後の対応について
安全を確保するため、動作不良など緊急を要するものは速やかに対応するとともに、建具の閉鎖不良など時間がかかるものについては、どのような手法が迅速かつ適切であるか、専門的見地から検討を行い、順次、対応してまいります。