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2024年 9月 のブログ記事一覧

2024年9月11日

9月議会の本会議質問~終活とグリーンインフラ

9月議会は3日に開会し、3日・4日に議案審議がありました。

補正予算はなく、「一般質問」があり、
米川も10分の発言時間で終活支援についてとグリーンインフラの質問をしました。

以下、概要です。
■終活支援について~エンディングプラン・サポート事業

【質問趣旨】
大和市議会議員の先輩から、大和市の終活の取り組みを聞いた。
横須賀市と大和市は先進的に取り組まれている。また、6月からエンディングプラン・サポート事業を始めた神戸市へ8月19日に視察に行った。
長谷川議員が一昨年、山下議員も終活に関連して質疑をされているところであるが、国の動向を踏まえ今後の対応について問いたい。なお、時間の関係上、質問の中で見守りや生活保護、介護の分野は取り扱わない。
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まず、本市では、ひとり暮らし高齢者の方々の困りごとや状況は詳しく掴めていないので、
ニーズ・実態把握に努めるよう市に求めました。

そのうえで、
米川の質問:8月にエンディングプラン・サポート事業を開始した神戸市でヒアリングをさせてもらった。
本市の現状踏まえ、ご自身の葬儀や納骨に不安のある方に対して、葬祭事業者との生前契約を市が支援する仕組みを検討するべきでないか。
個人の尊厳を守ることや、身寄りのない方の葬儀に係る行政の事務・経費負担軽減にもつながると考えるがどうか。

福祉部長答弁:今後、ひとり暮らし高齢者の増加に伴い、死後の手続き支援等の相談は増えると想定される。
支援の仕組みについては、先行して実施している他市の取り組み等を参考にしながら、相談体制の在り方や取り組みについて検討していく。

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■グリーンインフラの考えについて
【質問趣旨】
今年7月に流山市長のお話を伺いに行った。さまざまな取り組みの中で、グリーンチェーン戦略のことも伺った。また、本市の都市計画審議会委員に久しぶりにならせていただき、7月の審議において、都市マスに「グリーンインフラ」の文言があり、図書館でレファレンスをした。
文献を読み進める中で、これまでの取り組みと同様の部分もあり、新しい名称で広く捉え直した感はあるが、グリーンインフラは、今後重要な概念になると感じた。
今回の質問では、時間の関係上、入口部分にとどめ、具体の取り組みについて次回にしたい。

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定義:グリーンインフラとは、社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組。
流域治水、暑熱対策、環境教育、景観向上などは身近な例で、近年の世界的潮流であるネイチャーポジティブ(自然再興)、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロとすることをめざす)へ貢献できるのがグリーンインフラの意義。
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質問:国(政府)は、特にこの数年推進されているところで、(本市も重要な概念として捉えていくべきだと考えるが)、国の動向をどう捉え、どう取り組んでいこうとしているか。

産業環境部長答弁:2022年の生物多様性条約締約国会議COP15における昆明・モントリオール生物多様性枠組に採択などを機に、グリーンインフラの概念も重要性を増してきている。
グリーンインフラは自然環境が有する多様な機能をインフラ整備に活用するという考え方で、自然環境の保全のみならず防災・減災の手法など課題解決の手段として積極的に活用していく必要があると考えており、本市の施策を展開する中においても、コスト等の諸条件を踏まえながら検討すべきものと考えている。

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実際の質疑では、グリーンインフラは時間があまり残らず、
最後は慌ててしまって、言うべきことを言えませんでした。
お恥ずかしい。

しかし、グリーンインフラの考え方は、
これからの茨木のまちづくりのベースとして非常に重要になると考えています。
質問においては、今後改定する環境基本計画にどう落とし込むかも問うています。

答弁として
「グリーンインフラ」は治水整備等インフラ整備に密接に関わる用語であるため、次期環境基本計画では、現時点では想定しておりませんが、現在策定中の茨木市都市計画マスタープランなど関連計画と整合性を図り、環境基本計画策定を進めてまいります。
とありました。
私自身、環境基本計画に用語が書かれるかどうかにこだわってはおりませんが、
これだけ国土交通省、環境省、農林水産省が謳っているグリーンインフラについて、
環境部局がグリーンインフラは別の部局の所管だと、縦割りのように受け止めているのではないかと心配をしています。
10年に1度の改定だからこそ、世界的な潮流(ネイチャーポジティブ、カーボンニュートラル)、国の動きを積極的に捉えて、
本市の計画や施策の検討につなげていただきたいと考えています。

2024年9月9日

これまでの市民のみなさまからのお声と対応について

これまで、市民のみなさまからいただいたお声と対応状況について、
主なものを取りまとめました。
市政に関すること、お困りごとなど、お気軽に米川までお寄せください。


Q.地域包括支援センターで要介護認定の申請をしたら、40日かかると言われた。もっと早く下りないか。
A.担当課にすぐに確認してもらいました。その後、議会でも取り上げて、次の年度の当初予算で認定調査の委託をすることとなりました。要介護認定の迅速化につながります。


Q.家族が亡くなり、何度も市役所に行って、いろんな窓口に足を運んで大変だった。
A.総務常任委員会にて、他市の事例を参考に、お悔やみ関連のワンストップサービス窓口設置を提案しました。令和3年度よりおくやみ窓口が設置され、一つの窓口で完結するようになり、ご家族の手続きの負担軽減につながっています。

Q.娘が公園の遊具(ばね式)で遊んでいたら、根元から折れて倒れた。
A.(当時)緊急事態宣言により、公園の利用者が増えているため、毎年の点検の前倒しをすることを議会で質問しました。できる限りの前倒しと、市職員による一層の点検に努めていただきました。なお、同年に保育所、幼稚園、小学校等の遊具についても、市の監査の指摘文書を踏まえて議会で取り上げ、年度中に対応いただきました。


Q.ニュースで小学校の防火設備のことを見たけど、茨木市は大丈夫なの?
A.毎年の法定点検結果から、市の監査が指摘していることを参照し、不備のある防火扉等を早急に修繕するよう議会で求めました。その後、順次進めていただきました。


Q.特に土日に東西通りが混む。中津町のイオンに車で行くとき右折を中々できない。
A.園田町交差点に右折レーンが設置できないか、検討を要望しました。その後、令和6年6月議会の市長の施政方針にて、園田町の交差点改良が述べられました。

Q.コロナに罹った後、後遺症がひどくなりました。どこに相談したらいいのでしょうか。
A.私自身もコロナ後遺症で大変でした。府の相談窓口を通じて医療機関を受診しました。私自身が発行している議会ニュースにも相談先を掲載するとともに、議会において、市としても広報してほしいと要望しました。その後直近の広報誌に情報が掲載されました。

Q.阪急茨木市駅南側の舟木町まちかど公園にハトが大群で集まっていて、電線から荷物に糞を落とされた。何とかならないか。
A.エサやりをしている方おられたら、私の方から声をかけるとともに、役所にも対応を求めました。市職員には何度も巡回していただき、エサやりをされている方にも声をかけてもらいました。最終的には、12月に約1週間続けて巡回いただいたところ、大量のエサやりをされている方がおられ、その方のエサやりが無くなってからは、ハトが来なくなりました。

Q.台風等の大雨で、年に2回は道路が冠水する。
A. 担当課に要望し、当初予算にて水路の流量調査委託が盛り込まれました。

Q.歩道が傷んでいで、歩きづらい。
A.担当課に要望します。場所によりますが、範囲が狭い場合はすぐに対応してもらえることが多いです。

Q.交差点にカーブミラーを置いてほしい。
A.担当課に周辺環境、交通状況を踏まえて検討してもらいます。

Q.道路が傷んでいて、車が通る度に自宅に振動が伝わってくる。
A.担当課に要望します。範囲が広いと年度中には難しいことがありますが、ご了承ください。