茨木市の郡山にある浪速少年院の見学をさせていただきました。
茨木BBS会に入ったので、連れていっていただきました。
BBSとは、「様々な問題を抱える少年と,兄や姉のような身近な存在として接しながら、
少年が自分自身で問題を解決したり、健全に成長していくのを支援するとともに、犯罪や非行のない地域社会の実現を目指す青年ボランティア団体」です。
http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo04.html
浪花少年院は日本で最初にできた少年院の1つだそうです(大正12年)。
職業能力開発課程(職業訓練)がある少年院なので、中学生以下はおらず、16~19歳の少年がいます。
説明くださった法務教官は、「ただ教え込むのではなく、生活や行動から気付かせること」を意識しているそうです。
問題を少年院で起こして、内省して自分を見つめなおす機会がある子の方が社会での適応力があるとのこと。
再犯率は数パーセント。
あと印象に残ったのは、少年たちの「心の叫び」と書かれたコーナーの文章でした。
不安や孤独、絶望、怒り、悲観。
ストレートに書かれたものばかりが展示されていました。
まだまだ不勉強ですが、BBSの活動を通じて、寄り添ったサポートができるようにしたいと思います。
これからを担う世代ですから。