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2021年 4月 のブログ記事一覧

2021年4月26日

コロナワクチン接種を希望される65歳以上の方へ

【コロナワクチン接種を希望される65歳以上の方へ】
本日26日から配布の「広報いばらき」をご確認ください。
方法や接種場所、日程のことなどが記載されています。
家族の方もご一読いただければ幸いです。

▼広報いばらきはこちらからも閲覧できます。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/kikaku/machimiryoku/menu/kohogakari/kohoibaraki/kohoibaraki_pdf/2021/50863.html

2021年4月16日

研修2日目(北大の野口先生&「どじょうすくい女将」)

午前中は市町村議員特別セミナー(2日目)
午後は役所で要望。3月議会終わってから、役所とのやり取りが例年より多くなっています。

さて、今日の3コマ目。

■これからのスマート農業~新しい地域農業の創生
北海道大学大学院農学研究院教授 野口伸氏

今の日本には、スマート農業技術の導入が不可欠
というのはよく理解できました。

あとは、誰が負担するのかを含め、コストの問題が大きいように感じました。

資料の転載禁止は今回も同じなので、以下、メモです。

・スマート農業の必要性
→基幹的農業従事者は5年前から29.8万人減(175.4万人)
 ・平均年齢67.0歳(65以上は64.6%)
 ・未来投資戦略2018

・スマート農業で期待される効果
 →労働力不足の解消
  技術継承(※熟練の知が伝わらない→データ化)
  生産の低コスト化

・農業データ連携基盤
 →プラットフォームづくり(WAGRI)

・なぜ水田から始めているか
→日本農業イノベーション=水田農業の変革
 日本の耕地面積(450万ha)のうち54%が水田


まとめ
・就業者人口減少と高齢化が進む日本農業において、スマート農業技術の導入は不可欠
・内閣府SIP 次世代農林水産業創造技術
→水田農業のスマート農業技術の開発、その核となる農業データ連携基盤(WAGRI)を構築

・ロボット農機の小型化と低コスト化は課題だが、近い将来実現。
・中山間、野菜、果樹のスマート化はこれから。技術と基盤整備は車の両輪

■4コマ目
令和の戦国武将・今女将が地域と共に立ち上がる
「島根県さぎの湯温泉 竹葉」女将 小幡美香氏
しまね観光PR大使/「どじょうすくい女将」

足立美術館 18年連続日本庭園ランキング1位(日本庭園専門誌)
このそばに旅館があるそう。

・守破離+創

個人的に欲を言えば…
コロナ禍で旅館の経営状況が数字としてどういうことになっていたか
メディアに多数出てらっしゃるが、それが旅館経営や、島根への観光にどう影響したか
GoTo施策に対する考え、評価

などお聞きしたかったです。

2日間4コマのオンライン授業、2000円は破格。
さすがJIAMです。有難い。

また受講してインプットしていきたいと思います。

2021年4月15日

研修(京大の広井先生&生駒市長)

全国市町村国際文化研修所(JIAM)の
市町村議員特別セミナー(1日目)
オンラインで受講しました。

■1コマ目 人口減少―ポストコロナ社会のデザイン
・広井良典氏/京都大学こころの未来研究センター 

■2コマ目 コロナ禍のピンチをチャンスに変える自治体になるためには?
・小紫雅史氏/生駒市長

京大の広井先生のお話で学んだことは
「戦後の流れをデータをもとに分析し、
次の時代に何が必要かを読む」
「ポスト情報化時代の幸福度」
ということだと思いました。

生駒市長のお話では、
ビジョン・ミッション・バリューが大事
ということだと感じました。

以下、メモです。

【広井先生】
・今日は戦後の人口推移(移動)や

昭和:拡大・成長、集団で一つの道に
平成:失われた〇年
令和:本格的な人口減少・成熟社会への移行
 →各人が自由度の高い形で多様な働き方、生き方をデザイン、自らの創造性を伸ばしていく

という説明がありました。

・また、日本の都市の中心市街地では人口20~30万であっても
シャッター街となっている一方で
ヨーロッパはいい感じになっている事例が挙げられていました。

例えば、日本では
「カイシャ」と「(核)家族」が居場所の中心

⇔エアランゲン、フランクフルトなど
中心部から自動車排除と歩いて楽しめる街 

・歩いて楽しめるまち ウォーカブルシティ
→コミュニティ空間を重視したまちづくり・地域づくり

・1950~1970年→「ムラ」を捨てる政策
 1980年~90年頃「マチ」を捨てる政策  ※イオンモール登場が1992年
 2000年代~新たな萌芽と転換期

ローカライゼーション
→ローカルなヒト・モノ・カネの循環から出発する経済システムが重要

・経済空間的ユニットの進化
農業(ローカル)→工業化(ナショナル)→情報化(ポスト工業化、グローバル)→ポスト工業化(ローカルから出発してナショナル、グローバルへ)

・人生前半世代の社会保障について、若者支援を特に強調されていました。


【小紫 生駒市長】

何かと話題の生駒市(長)のお話。
こちらも初めてお聞きしました。

・ビジョン(あるべき状態)
 ミッション(役所が行うべき役割)
 バリュー(役所が大事にする価値観)

ということや

・自治体3.0ということで市民ととともに汗をかく(協創)
ということを熱弁されていました。

・生駒市の外部のプロ人材を採用していくことや
副業・リモートOKなど、振り切っているところは興味深いと思いました
(実際の組織内がどうなっているか気になるところですが)

・あと、40年後も公務員の終身雇用はあり得ない。
だから今採用する若手は、たとえ役所を辞めても
他のところで生きていけるぐらいに育てる
というような趣旨もおっしゃっていて

100%同意ではありませんが、その精神は大切だと感じました。