本会議2日目~補正予算質疑をしました | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2017年9月7日

本会議2日目~補正予算質疑をしました

【本会議2日目~補正予算質疑】
昨日は本会議で補正予算質疑が行なわれていました。今回は1日からトータルで19名が質疑しました。
その発言通告一覧はこちら
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/73/2909hatugen01.pdf

私は、障害者就労支援を取り上げました。
というのも、とあるひとり親家庭の方から重複障害のご子息(成人しています)のお話を聞き、「親無き後」問題とかライフステージに合わせた障害者施策の重要性を改めて感じたので、今回は就労支援に限って質問した次第です。

人口6万8千人の岡山県総社市の「障害者千人雇用」の事例や堺市役所食堂のB型事業所の「森のキッチン」の事例を参考にしました。

総社市は2011年からの取組みで、今年1000人達成(一般就労と福祉的就労合わせて)。もちろん一人一人の状態状況に合わせて就労支援をすることが前提ですが、本当にすごい。
森のキッチンは大学や企業とのコラボがうまいし、めっちゃ雰囲気の良い場所(以前に実際行きました)。工賃は府内平均工賃の約4倍。

茨木市内の障害者手帳をお持ちの方は身体・療育・精神を合わせて14611人。
年々増加(2002年比較ではどの種別も1.5倍以上)。茨木市の人口の約5%。
そのなかで一般就労をしている方は市は把握しておらず、福祉的就労(就労継続支援A・B型事業所)は512人。

平均工賃も就労福祉金を廃止して共同受注システムをいれたけど、そんな伸びてなくて、市としても課題と認識されている。
ならば、他市の事例を研究し、茨木としての就労支援を充実させていくべきという趣旨で質疑しました。

障害者福祉の観点からの就労支援ではなく、富士市などでされているユニバーサル就労の観点も必要だと思います。