昨日今日、議会運営委員会の行政視察で広島県呉市と廿日市市に行ってきました。
呉市は人口約23万人。造船業、戦艦大和、潜水艦などで特に有名でしょうか。
呉市議会事務局からは、議会運営全般のご説明いただき、特にタブレット端末を議会として導入しているところが興味ありました。
リースで1台あたり3500円ぐらい(通信費込)。議場に持ち込みもできるし、フリップを持ち込まなくても、iPadで資料をモニター通して示すこともできるようです。
ペーパーレス化は結局難しいようですが、やっぱり議案書、予算書がPDFでも見られるというのは便利だと思います。併用していけば仕事の効率化できそう。
あとは全国市議会旬報というのが10日に1回ほど発行されていて、いつも読んでるんですが、それにも呉市の議会図書室が先進事例で紹介されていました。
実際に見れて何より。図書購入費は30万円で、茨木より充実。
しかも司書さんが1名専属で置かれています。図書はまだまだ少ないようにも見えましたが、司書さんが今後テーマを考えて文献を揃えていってくれるのは、議会質問において有用かなと思いました。
ちなみに、市職員の利用の方が多いようです。
質疑応答後は議場見学、そして海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)と大和ミュージアムも案内してもらいました。
翌日は廿日市市に移動。宮島があるところです。
人口は約11万7千人。
ここは議場が大阪府議会のように円形になっています。
茨木市議会は横並びで、執行部側と完全に対面式になっています。
やっぱり議会が議員同士の議論をしていくなら議場のレイアウトも大事だなと改めて感じました。
ちなみに廿日市市議会もタブレット導入を来年度検討中で、巨大なスクリーンも議場にありました。
両議会とも、議会報告会を実施しているもののマンネリ化で課題。どこの議会も一緒ですね。