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カテゴリー「議会」のブログ記事一覧

2015年9月29日

補正予算は修正!その他2件否決~9月議会

昨日は9月議会最終日、採決の日でした。

 

今回は、6月議会でも、議員に「報告事項」としてあった寄附講座の件が大きな論点となりました。

補正予算案の中に、債務負担行為(H2730)としてこの「大阪大学集束超音波治療学寄附講座設置事業」限度額1500万円で組まれていました。

各会派から質疑がなされ、最終本会議では、この寄附講座の分を抜いた予算案の動議が出されました。
(日本共産党からは組み替え動議)

 

討論後、組み替え動議は否決され、修正動議については、採決の方法を決める無記名投票が行われました。

その結果、無記名投票で修正動議を諮ることになり、198で修正動議への賛成多数となり、寄附講座の分が抜かれた補正予算案が可決されました。

 

その他にも「体育館条例の一部改正について」「茨木市立いのち・愛・ゆめセンター条例の一部改正について」も否決されました。

補正予算の修正案が可決されたことは、少なくともこの何十年で初めてです。
その他にもこんなに否決されたのも初めてだと思います。

 

寄附講座については6月議会から疑義を感じて、質疑もさせていただいていたので、この結果に納得です。

この採決までには我が会派の幹事長がたくさん動いてくださいました。先輩にもお世話になりました。

 

なお、意見書については、手話言語法の制定を求める意見書が全会一致で通りました。傍聴席では、聴覚障害の方がたくさん来られ、手話通訳も行われていました。

 

2015年9月2日

9月議会

9月議会始まります!
議事日程
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/73/singi2709b.pdf
提出案件
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisei/gikai/anken_kekka_ichiran/anken_kekka/2709giketukekka.html
今回はマイナンバー関係の質疑と、6月に続き、大阪大学集束超音波治療学の寄附講座設置についての質疑をします。
 

2015年4月16日

臨時議会とインターン生からのプレゼント

臨時議会が行われ、副市長が新しく選任されました。
都市整備部長をされていた大塚康央氏です。


共産党を除く全議員が同意しました(共産党は退席)。

議会終了後は議会改革推進委員会があって、前年度の申し送り事項の確認。
次回は5月中旬の予定です。




その後、インターン生から2か月間の受け入れのお礼ということで、色紙をもらいました!
今回は本音トークが多いインターンでした。
お互いの良いところ、改善点をしっかり言い合えました。
一人はインターンのスタッフになり、もう一人も大学が近くなので、またいつでも来てくれそうです。
2ヶ月間、感謝。


 

2015年1月27日

初当選から2年

初当選から今日で2年が経ちました!
みなさんに支えられてここまで来ることができました。
通常は1期4年なので折り返し地点です。
また気持ちを新たに進んでいきます。
 

2015年1月5日

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。
今日から仕事始めの方も多いと思います。
市では、11時より福祉文化会館にて年賀交歓会がございました。
市長をはじめ幹部職員、市議、国会議員、府議、各種関係団体の代表や委員の方々等が集います。

年賀交歓会後は挨拶回りをさせていただきました。
2015年本格的に始動です!
本年もよろしくお願い致します。
 

2014年12月3日

明日、開会

明日から茨木市議会、開会です!
4~5日 議案審議
8~9日 常任委員会
10日  議会運営委員会
15日  幹事長会、議会運営委員会
17日  採決(最終日)
議会HP
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisei/gikai/nittei.html

2014年11月27日

もうすぐ議会

議会では、先週末に議案説明会があり、明日は幹事長会・議会運営委員会が開かれます。
12月議会は4日からスタートです。


今回は、公の施設の使用料の改定や、職員給与の条例改正、総合計画(基本構想)の議案等があがってきます。

2014年11月10日

茨木市議会報告会開催

直前のご案内になってしまいましたが、明日19時より茨木市議会報告会が行われます。
去年初めて行われ、今回は2回目です。
21時まで、福祉文化会館302であります。
市議会のしくみ
議会改革の取り組み
定例会の報告
についてご報告、そして質疑応答の時間もあります。
ぜひご参加ください。
詳しくは市議会のHPで
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisei/gikai/gikaihoukokukai/h26houkokukai.html
 

2014年9月26日

9月議会の報告~補正予算~

4日から始まった議会は25日に閉会しました。
茨木市議会始まって以来の出来事も今回はありました。

阪急茨木市駅東口での文化芸術ホール建設の可能性や建設手法の検討のため、コンサルへの800万円の調査委託費が補正予算に組まれていました。

(去年も調査委託しています。そして、6月議会で西口やJR含めて、面での整備をという議論がありましたが、今回も東口だけで、ホールありきの調査です)
 

この件で茨木市議会は二分されることとなりました。
 

補正予算案には共産党から組み替えの案、そして自民党会派からその800万分を抜いた修正案が出されました。

その自民会派の修正案の質疑には、新社会党のベテラン議員が立ち、自民会派の市長に対する毅然とした態度に敬意を表するという発言がありました。
きっとこれは初。

 

その後、「討論」がありました。

その議案に賛成or反対する理由を表明するものです。(一般的な辞書的意味の討論とは少し違います)

これに我が会派からは桂議員が立ちました。

・我が会派は、市民会館は耐震の問題があり、ホールは要らないという立場ではない。必要だと考えていること。あとバリアフリーになっていないことも問題。

・文化振興ビジョンと並行して施設つくることの中身が先行してしまっていることが問題(ビジョンがあってからのハード整備であるべき)

・建設基本構想は5人のメンバーでたった2時間×3回でつくろうとしている

・市民が愛着を持てるホールに

・広く市民の声を聞かずしてハコモノをつくってはだめ。

討論では使っていない表現もあると思いますが、要旨は以上の通りです。

だから、私は修正案に賛成することにしました。

何より特筆すべきは、桂議員の討論が本当に良かったんです。

胸を打たれました。さすが大先輩です。

ぜひ録画中継で見ていただきたいぐらいです。
全議員の心を打ったのではないかと思っています。
 

「民主主義」を実質のあるものとするための方法として討論(討議)と説得の過程が大事だと言われています。

卒業論文で浅はかながら学んだことを受けて僕はこう書きました。(参考:福田勘一『近代民主主義とその展望』)

「あるものごとを多数決で決め、全体の意思とみなすにしても、問題を十分に討議し、それぞれの主張のなかで、互いに根拠を挙げて、相手の同調を獲得しようという行動をしていくことが不可欠である。

つまり決をとるまでに十分な討議と説得が行わなければならないのである。

なぜなら、これは少数派を擁護するために言っているのではなく、説得が成立すれば、少数派が多数派になることもあろうし、場合によっては全員一致ができる可能性もあるからである。

もちろん全員一致は難しいのでやむを得ず、多数決をとることが多いが、その場合でも「討議と説得」によって結果責任を明らかにしておくことができる。

この討議と説得の過程を抜くのであれば、多数決は単なる専制に過ぎなくなる。」
 

まさに桂議員の発信は、理論に即するものだと感じました。

次に修正案に反対の立場で討論を行った議員も、桂議員の言葉に心を打たれたと冒頭に発言なさっていました。立場は違えど本当に嬉しかった。

その議員の討論も、行政にかなり釘を刺すものでありました。
 

さて、結果ですが、僕の属する会派「茨木市民フォーラム」は修正案に賛成しましたが、17対12で否決され、原案が可決となりました。

なお、修正案には「無記名投票」という採決方法で実施。

これも初でした。

茨木市議会ではずっと起きていなかったようなことが、今起きています。
そんななかに一議員としていさせていただけているのは本当に感謝なことですし、

重い責任があると感じています。
 

今回の議会はいろいろ個人的には「やってもうた」というミスも多々ありました。
 

いっぱい悩みました。
 

でも政治家として多くを学ばせていただく機会となりました。
つながりだよりVol.8でもご報告させていただこうと思います。

 

2014年6月19日

閉会

今日は閉会日でした。
意見書は以下の3つ可決

 

「中小企業の事業環境の改善を求める意見書」

「情報・コミュニケーション法(仮称)」の早期制定を求める意見書」

「奨学金制度の改正と拡充を求める意見書」
次は24日に茨木市議会初の議員間討議です。
各常任委員会が所管事務調査として開かれます。
私の所属する総務常任委員会は防災がテーマです。