今日から9月議会です。
提出案件はこちら。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/14/h30_9gikaiankenhyou.pdf
発言通告一覧はこちら。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/73/hatugentukoku3009.pdf
2016年12月7日付けで茨木市議会から前市長を告発しましたが、
その結果通知が検察から来ました。
不起訴です。
処分通知書はA4で1枚。
被疑者は前茨木市長、罪名は地方自治法違反、事件番号H28-22556、処分年月日は2018年7月26日、処分区分:不起訴
以上です。
理由説明はありませんでしたが、新聞報道では、嫌疑不十分ということでした。
本日午前11時から1時間弱、議員総会が開かれ、一般会計補選予算(約11億円)の概要説明がありました。
今回は議会の審議はせず、市長の専決処分でいく内容です。
9月議会で質疑をして、承認するかどうかを決めるということになっています。
補正予算の主な内容としては、
小中学校のブロック塀の撤去、補修、通学路の塀の安全点検、小中学校の渡り廊下、エレベーターの補修、道路や施設の復旧、住まいの支援などです。
住まいの支援として、住宅改修支援金や転居費用支援金など市単独制度を創設します。
月曜日から、Facebookで情報発信をしながら、地域での安否確認やお寄せいただく声の対応をさせていただいています。
今朝は、当初予定されていた午前10時からの最終本会議が1時間ほど前に終わりました。
市長・副市長から被害状況の報告を受けましたので、その中からピックアップしてお伝えさせていただきます。
①19日15時までで震度1以上は計30件。1週間程警戒が必要。
②カセットコンロ・ボンベの配布(於:小川町の市民体育館)については、4400台は残数ゼロに。現在大阪ガスが手配中。
③自衛隊による入浴設備設置(若園公園)の件。
20日午後3時~9時(警報発令中は実施見合わせ)
21日から 正午~午後1時(自身で入浴可能な配慮の必要な方)、午後1時~9時
④市内銭湯
山水温泉(大住町2-3、14:00~24:00)、ねぼけ温泉(中総持寺町4-4 、15:15~23:00)。
大阪ガスのHPをご参照ください。http://www.osakagas.co.jp/index.html
⑤ブルーシートの貸与
市役所本館地下1階駐車場 午前9時~5時、1人2枚まで。被害状況のわかる画像を持参ください。残1100枚。
⑥施設業務
・庁舎、出張所、斎場、火葬場通常通り
・福祉施設:入浴サービス以外通常通り
・保育所幼稚園、療育施設21日再開
・学童20日再開
・小中学校 20日午前のみ、21日以降通常授業
⑦学校のブロック塀
近隣市で生起した事故と類似した塀は36校。早急に安全確保と、改修の段取りを進める。
⑧大雨の状況
20日6:28大雨警報(土砂災害発表)、対象地域に屋外拡声器で周知
7:20 避難準備、高齢者等避難開始(土砂災害)発令→対象地域に屋外拡声器、エリアメールで周知。雨のピークは本日午前中。
5月10日~11日、視察に行っていきました。
【建設常任委員会視察1日目】
福岡県筑後市の空き家バンク事業。
所有者が「貸してもいい」「売ってもいい」という市内の空家を登録して紹介する事業。
6年前に地方創生の1つで移住定住促進のため始めたが、
3年前から空き家の老朽化対策、とにかく安全面のため空き家を減らしていくことにシフト。
とはいえ、727件ある空家のうち、
114件の登録があり、成約45件の実績。
2014年度から宅建の資格をもった非常勤嘱託の職員が
空き家専門相談員として配置。
登録された空き家をホームページで周知し、利用者へ紹介。
相談員が利用者の希望により
決済まで立ち会うこともあるそう。
また、不動産業者等、運営目的で買う人もいるが、
それは認めているとのこと。
先日読んだ雑誌で、
野村総研が15年後の空き家率は3割超ということが書かれていたので、
筑後市のような事業は悪くないかなとは思いました。
ただ、そもそも筑後の人口規模は茨木の6分の1、面積は2分の1。
状況が結構違うので、ちょっと難しい。
写真は新幹線の駅で唯一、公園の中にある筑後船小屋駅前の公園と筑後市議会の議場。
【建設常任委員会視察2日目】
熊本市で桜町・花畑周辺地区のまちづくり(桜町地区第1種市街地再開発事業+オープンスペースの整備)について。
熊本駅から市役所まで車で10分ぐらいの距離。
地震から約2年が経ち、かなり復旧しているとのこと。
熊本城はまだ改修中。
再開発の事の発端は、7年前に隣接している地銀が大規模改修を行うことになり、
それに合わせて交流拠点都市にふさわしい魅力とにぎわいを創出し、
市内外から人が憩い、集いたくなるような空間を形成するという運びになったよう。
官民一体の700億円の再整備で、
市からの支援は126億円(内半分は国の補助金)。
それに加え、熊本城ホールの買い取りなど283億円(この内、国の補助金が何割か調べないとわからないとのこと)かかるそう。
ちなみに熊本城ホールはメインホール2300席・・市民会館を持っているのに・・。
いや~人口73万8千人という茨木の約3倍の都市なので、事業規模もかなり大きい。
来年の夏に完成ということで、できてからしばらくして、また視察に行くのもありかもしれません。
他方、再開発地区に隣接するオープンスペース整備(2021年完成予定)については参考になりそうで、
市民とのワークショップ等、市民参画で検討を進めているようでした。
芝生、植栽、空間デザイン大事ですね。
茨木も市民会館跡地活用の件があるので、
今後参考になるかもしれないという印象でした。
余談ですが、熊本市の水道は地下水100%というのがびっくり。
市電の利用も年間1000万人。
市電持っているというのは景観としても魅力的ですね。
九州新幹線のおかげで、熊本駅から3時間半で茨木に帰ってこれました。
6月に2日目のテーマで議員間討議を行うので、茨木に活かせそうなところを模索します。
本日、茨木市議会の議員研修会に出席しました。
今回の講師は法政大学副学長・法学部教授の廣瀬克哉教授。
「自治体監査制度の充実に向けて~監査強化のための議会の役割について~」をテーマとしてお話ししてくださいました。
自治体の監査委員制度においては、議会の議員からも監査委員に選出されています。
ただ、地方自治法が改正されて議会からの選任はしてもしなくてもどっちでもええよということになりました。
本来的にいえば、執行機関の中にある監査委員は首長の下にあるので、
首長と対等機関である議事機関のメンバーが監査委員になることは「ねじれ」です。
けれども、外部監査・内部監査のメリットのいいとこをとってきて現制度になっているという説明や、
地方制度調査会の提言の歴史から監査委員制度に対する表現の変遷を聴くことができました。
廣瀬先生からは、今後の議選監査について、選択肢は大きくは2つあって、1つは議選監査廃止して議会の監視機能等を同時に考え始めるということ、
もう1つは、現制度を維持して充実を図り、その先の在り方はまた議論をする、そんな旨でした。
私も直ちに議選監査廃止するよりは、一定議会の機能を整理、検討したうえで進めていったほうがいいのかなと、現時点では感じました。
3月議会、今日から始まりました。
先ほどは福岡市長3年目の施政方針演説がありました。
年々福岡カラーが出てきてはります。
今回、3回目となる手話通訳も演説に付いて、ろう者の傍聴者の感想もお聞きしました。
通訳者のご苦労を理解することを前提としながら、
通訳者が単に日本語の置き換えをしていて、手話がわかりづらかったという意見が多数ありました。
例えば「緑が多い」を通訳すると「緑」という手話を大きな身振り手振りでします。2つの単語ではありません。
これは、手話が独自の文法体系をもつ言語であることを示す内容です。
それから、通訳の交代の時間が通常15分程度の交代なのに30分だったことで集中力が続かなかったということや、
市長が咳をされたときは、そのあたりの状況の通訳も入れてほしかったなどのご意見があり、なるほどと思いました。