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2026年 1月 のブログ記事一覧

2026年1月2日

あけましておめでとうございます


ちょうど1年前は市議選の月でした。
新しい議会ニュースも今作っているところです。

今年も市民のみなさまの声とともに、市政の発展に寄与していきたいと思っております。
本年もよろしくお願い致します。

さて、12月議会の本会議の質問では以下の2点を取り上げました。

教育行政の根幹となる「茨木っ子プラン(ミつくる)」のこれまでと今後、そして、中津・西河原学童保育室の整備です。


Ⅰ.教育行政について

■1.茨木の教育計画はどうなっているのか

茨木市の教育には、

  • 教育大綱(法定計画で総合計画から引っ張ってきている)
  • 茨木っ子プラン(ミつくる)

という二つがあります。

一方、ミつくるは学校現場の実態から積み上げてきた実践的な教育プランで、茨木の教育を支えてきた重要な役割を果たしています。


■2.茨木っ子プランの17年半を振り返る

2007年に始まった第1次プランは、学力調査と生活調査のクロス分析から「4つの力」を抽出し、学力の樹の理論を採用した計画でした。

●成果

  • 学力の一定の向上
  • エンパワー層の増加
  • 組織的な教育体制の整備

●課題

  • 学校間の取り組みの差
  • 総合化が進む中での“形骸化”リスク
  • 「一人も見捨てない教育」の精神をどう守るか

行政も、

「学校の主体性を大切にしつつ、底上げを図っていく」趣旨の答弁をしています


■3.「人格の完成」とは何か

教育基本法の目的については、「人格の完成をめざす」とされています。
これは「到達不能な理念」であり、教育が無限に続く理由でもあります。

一方で、学習指導要領が示す「生きる力」は、日々積み上げられる具体的な成果。

私は、教育とは「生きる力」を積み重ねながら「人格の完成」という理念に向かう営みである
と整理し、市の教育プランでの扱いを確認しました。

教育委員会からは、

「確かな学力や生きる力を通じて人格の完成を目指す構造になっている」
とヒアリング確認しています


■4.点検評価とミつくるの連動

毎年9月議会に提出される「点検評価報告書」は、学校教育のPDCAとして機能しており、ミつくるの評価とも連動しています。

今後は、

  • 行政計画としての策定方法
  • 目標値の設定
  • 非認知能力の扱い
  • 形骸化リスクへの対応

などをさらに深めていく必要があると考えています。


Ⅱ.学童保育室の整備について

中津・西河原の学童保育室について、補正予算で設計委託が計上されました。

■1.整備が必要な理由

児童数の増加が顕著です。

  • 中津:131人 → 5年後230人(約1.8倍)
  • 西河原:65人 → 5年後230人(約3.5倍)

通常教室では対応できず、専用施設の整備は不可避。


■2.整備内容のポイント

  • 運動場内に軽量鉄骨造2階建て
  • 最大受入270人
  • 延床770〜800㎡
  • 完成は令和10年度夏〜秋を予定

■3.中津小学校の課題

中津小学校は市内でも運動場がかなり狭く、建設場所が大きな論点です。

私は、

  • 教育活動への影響
  • 地域活動への影響
  • 校舎から遠い場所に建てる妥当性
  • 3階建ての可能性

などを質問しました。

行政は、
「候補地を検討したが、運動場南西が最適。3階建てはコスト・構造上難しい」
と回答。


■4.子ども目線の「環境づくり」を求めて

学童は学校ではなく、生活と遊びの場です。

私は、

  • 濃淡のある空間
  • 静と動の空間
  • 畳・縁側・ホール的な広がり
  • 稼働壁など柔軟な構造

など、子どもの五感に働きかける環境づくりを求めました。

行政も、
「指導員や設計者と意見交換しながら、子どもにとって安心・安全な環境を整える」
と答弁しています。


Ⅲ.今後に向けた提案

最後に、私は以下の点を要望しました。

  • プールの在り方を中長期的に検討
  • 他市の学童施設の視察
  • デザインコンセプトの明確化
  • 夏休みの校舎開放など学校との連携
  • 令和10年が児童数ピークであることを踏まえた計画づくり

公共施設の老朽化が進む中、費用対効果を踏まえた柔軟な判断が求められます。


■おわりに

教育も学童も、最終的には「子どもたちの育ち」をどう支えるかが肝です。
今回の議論を通じて、茨木の教育がより良い方向に進むよう、引き続き丁寧に取り組んでいきます。