blog | 茨木市議会議員 米川勝利のWEBサイト


2016年9月12日

7月の参院選における茨木の結果

こんにちは!

今日から4日間、決算特別委員会です!

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さっき控室に戻ってきたら、7月の参院選の詳しい結果をまとめている資料が机に置かれていました。

茨木の投票率は約52%。
(府選出51.85%、比例代表51.84%)

注目の18歳~19歳の投票率は50.06%でした。

ちなみに少し上の若い世代20~29歳は31.26%、30~39歳は39.32%です。

うちの市はそもそも全国平均の投票率より低かったので、選挙啓発も頑張らないといけないですね。

10代はぎりぎり2人に1人、投票に行っているので、まだよかったですが、20代の低さにはびっくり。
(※市議選の20代の投票率よりかは高いです)

期日前投票所の市役所以外の設置や、他の自治体で見られる選挙管理委員会と大学との連携など、いろんな方策を探っていかねばならないかなと思います。

※他の自治体のデータは手元にないので、比較した記述ではありません

2016年9月10日

本会議質疑~防災対策と子ども・若者支援 その2

前回、本会議質疑の内容をご紹介しましたが、長文になったので途中までになっていました。

続きを書かせていただきます。

■防災対策について
1、災害時の情報発信について ⇒前回
2、通信事業者との連携について ⇒前回
3、指定避難所以外のおける避難者支援について ⇒今回
4、災害弱者に対する支援体制について ⇒今回

■子ども・若者支援について ⇒今回
1、検討内容、体制について
2、今後について

 

3、指定避難所以外のおける避難者支援について

質問:熊本地震では一時11万人を超える人々が避難したため、熊本地震では車中泊や県立大など、指定避難所に避難していない人もいた。
本市では、発災後、生命確保期指定避難所に避難せず、別の場所に避難者が固まることも想定しているか、答弁を。
また、そういう方々の支援を計画上どう位置づけ、実施していくか。

⇒答弁:地域防災計画では、避難所に滞在できない被災者に対しても支援に努めるとされていて、避難先の情報把握に努め、適切な支援を講じていく。
 避難所の受け入れ能力を超える避難者が生じた場合、民間施設や宿泊施設の管理者に要請するなどして、必要な避難所を確保できるよう努める。

 さらに続けて質問:この夏、ヤフーが「ヤフー地図アプリ」の混雑レーダー機能をもとに熊本自身の際の状況分析をしている。
東京大学の関本研究室との共同研究。
ヤフー防災速報アプリがインストールされた端末の位置情報をもとに各エリアに実際にいる人の数を推定し、可視化するというもの。
ヤフーによると、被災地支援メンバーへのヒアリングの結果、「地震が起こった直後数日間、被災者の居場所の把握が困難だった」という課題が見えてきた。
これは、指定避難所以外にも人が集まっている場所があり、どこに何人避難しているかを知る手段がないため混乱が発生した、ということ。
例えば指定避難所ではなかったイベントホール・展示場「グランメッセ熊本」に人が多く集まった事象もあった。
この分析により、指定避難所以外の緊急避難所の早期特定や、どこにどれだけの量が必要なのか支援物資の配送計画に役立てることができる。
ただ、今回のヤフーの人口密度マップは発災後すぐではなく、しばらくしてからの分析であったため、今後リアルタイムで使えるようになるか、本市の方でも動向を注視してもらいたい。

⇒答弁:避難者の把握や被災者の生活再建、災害時の情報発信については、指定避難所を中心に行う。指定避難所以外で生活している被災者の把握は、指定避難所で集約できるよう、広報車での現場広報や防災行政無線、HP、SNSなどの手段で被災者へ連絡を呼びかけるなど情報の把握に努める。
 アプリ等データを活用した避難者の把握等、災害対策活動への活用⇒データの正確性が確保できなければ混乱を招く可能性もあるため、推定されたデータと実際の避難者数との乖離の検証など動向を注視する。

4、災害弱者に対する支援体制について
特に外国人の対応について聞きました。

質問:地域防災計画(2-38)に「外国人に対する支援体制整備」について、このように書かれている。
「市及び府は、市内在住の外国人に対する防災教育・訓練や防災情報の提供に努めるとともに、情報提供や避難誘導においては、多言語、やさしい日本語表記、ルビふり等により、外国人に配慮した支援に努める」

①市内在住の外国人は何人?何カ国の方々がいるか。上位3つ。

②「多言語対応」を地域防災計画には明記されているが、具体的には?

③「やさしい日本語」は阪神・淡路大震災をきっかけに生まれた普通の日本語よりも簡単で、
外国人もわかりやすい日本語のこと。地震などの災害が起こったときに有効なことば。
文を短くしたり、ルビを振ったりするのはもちろんのこと、
「避難場所」には括弧書きで「にげるところ」
河川の増水⇒川の水が増える
としたり。
では、「やさしい日本語表記」は例えばどの部分で使っているか?
また、昼間に被災した際の庁内放送も「やさしい日本語」の対象になっているか?

④避難所運営マニュアルにおいてはこのように書かれている。
「外国人などの避難者がある場合、通訳のできる人が避難所内にいないか調査し、協力を依頼する。いない場合は、市災害対策本部等へ通訳の派遣を依頼する」
市が対応する場合、「通訳の派遣」をすることになるが、誰が手配のため動き、実際に誰が避難所で(日本語がわからない)外国人の対応をするのか。

⇒答弁は以下の通り。
①外国人 H28年7月末 2863人、64カ国。
 中国1065人、韓国898人、ベトナム140人

②ハザードマップ、ハンドブック、チラシで英語版、中国語版を作成。HP掲載、ルビもふっている。
 避難所への誘導看板、避難所開設案内板も英語表記。

③やさしい日本語対応:ハンドブック、ちらしのなかで、できるだけ一文は短くし、漢字表現も簡単な言い回し。カタカナ言葉の使用を極力避ける。
 被災した際の庁内放送の文言もわかりやすい表現で対応していく。

④避難所から通訳派遣の要請があった場合、まず外国語のできる職員を選抜し、派遣する。
それが困難のときには、庁内関係部署と調整連携して対応していきたい。

さらに質問。
・大阪府では、避難所会話シート、外国人避難者用質問票マニュアルを作成。本市の各避難所に置いている?
・答弁では、「外国語のできる職員を選抜し派遣する」とのことだが、庁内で誰が何語を話せるかなどの把握し、リストなどは作られているか答弁を。
・さらに、例えば登録制度とか、茨木市国際親善都市協会と事前に話をして、災害時の通訳派遣等の対応を依頼できるような仕組みづくりを進めてはどうか。

⇒答弁
・現状では、避難所会話シートや外国人避難所質問票マニュアルともに避難所に設置していないが、今後避難所要員開設用グッズのひとつとして設置していく。
・現在外国語が話せる職員のリストは作成していないが、英検やTOEICなどの有資格者は把握している
・茨木市国際親善都市協会へは、通常業務において必要が生じた際には通訳派遣の依頼を行っているが、災害時の派遣については、今後協議していく。

最後に子ども・若者支援について質疑しました。
登壇時は質問時間が無く、聞けたのはわずかでした。

今回、子ども・若者支援について議案説明の際に報告事項としてA4 1枚の資料が出ていました。
多くの議員から実態把握については以前から指摘があり、私も実態把握を意見してきたので、
今回、改めて実態把握を詳細に行い、対象や課題別に解決策の検討を行うということになり、感謝しています。
そのことを踏まえ、以下質疑。

①検討内容、体制について
実態把握の相手先はどこの団体?何を基準に選定したか
 ⇒答弁:日頃から、教育・福祉・就労・更生・貧困・ひきこもり等の分野で、子ども・若者に関する相談や支援を実施している機関・団体や、庁内関係課職員を選定し、実態把握を進めている。

③今回つくられた子ども・若者庁内調整会議の構成メンバーと、子ども若者支援地域協議会のメンバーの違いは
 ⇒答弁:子ども・若者の現状や課題等をより詳細に整理・検討するため、子ども・若者支援地域協議会の庁内関係課を基本に、子どもの人権やDV相談等を所管している人権男女共生課&就学援助や奨学金等の制度を所管している学務課を加えた構成にしている

③こども育成会議で、今年の2月に子ども若者支援実施方針案の資料が出され、説明もあった。今後、会議で広く意見を聴くか
⇒答弁:現在取組みを進めている実態把握等の状況を10月下旬に開催予定のこども育成支援会議に報告する予定。
 その後、庁内調整会議で取りまとめた施策等を反映させた子ども・若者支援実施方針について改めてこども育成支援会議に報告し、意見をいただきたいと考えている

さらに最後に質問
・今後、調整会議と子ども若者支援地域協議会の構成メンバーを統一した方が良いのではないかと思うが、見解を。
⇒答弁 今後子ども若者支援地域協議会へも参画いただくよう調整していく

ビックデータの活用は今後の災害時の対応に大きく寄与してくるものと思われます。
最新の技術もしっかり研究して備えないとですね。

今回、外国人の対応については、まだ手がまわっていないことがわかりました。
もちろん日頃いろんなことを行政はやってくれているんですが、危機管理課に限らずすべての課が災害弱者、要支援者の視点を持ってもらいたいと思っています。

子ども・若者支援については、ようやく詳細な実態把握をしてくれることになりましたので、注視していきたいと思います。

 

2016年9月7日

本会議質疑~防災対策と子ども・若者支援 その1

6日の本会議で、一般質問させてもらいました!

質問は1人10分で、我が会派は3人いるので持ち時間は30分。
小林議員は副議長なので、質問には立たず(立てず)、先輩の桂議員と私で質疑をしました。

私の発言通告は以下の通りです。
■防災対策について
1、災害時の情報発信について
2、通信事業者との連携について
3、指定避難所以外のおける避難者支援について
4、災害弱者に対する支援体制について

■子ども・若者支援について
1、検討内容、体制について
2、今後について

答弁者は防災は危機管理監、子ども・若者支援はこども育成部理事です。

防災の1の情報発信については、ネットに特化してお尋ねし、「データで見る熊本地震」というヤフーが公開しているデータを参照しました。

この中から、以下の趣旨で発言しました。

ストック情報が大事で、要は、検索してヒットするページ。これを事前に整理する必要性がある。
平時から、どんなことが災害時に検索されるかを想定し、すぐに情報が出てくるようにする必要がある。
例えば今「茨木市 避難所」と調べると「指定避難所一覧」と「避難地・避難所」、「災害時の広域避難地・一時避難地」が検索結果に出てくる。市民のみなさんにどれを見たらいいのか迷うのではないか。「茨木市 給水所」と検索しても、水道のホームページが出てくるだけの状態。どこで水がもらえるか災害時にはすぐわかるかどうか。

  ⇒答弁としては、どんな検索エンジンでも、必要情報がすぐにひっかかるように今後工夫するとのこと

それと災害時にはHPが防災用に切り替えされるんですが、現状は非常に見にくいんです。
カテゴリ別になっていなくて、トップは時系列でちょっと見れるのと、避難所開設情報が右端にあるというような感じ。

茨木は10年以上前に、当時先進的なHPを構築したようですが、時代に置いて行かれている状況です。
今年度、ホームページのリニューアルの検討をしていて、来年には変わるので、ぜひそれに合わせて、
災害情報をカテゴリ別にするとか、整理してくださいと意見しました

  →答弁は、まち魅力発信課と研究します

2、通信事業者との連携について
①指定避難所にWi-Fiある?
 →答弁:ない
②指定避難所にあるパソコンは、災害時に使える?
 →答弁:災害用に使えるパソコンは整備していない

Wi-Fiがないのはまだしょうがないけど、パソコンも使えないんや!と驚くとともに、これは改善が必要と思い、続けて質疑。

①総務省が「観光・防災Wi-Fiステーション整備事業」と「公衆無線LAN環境整備支援事業」平成28年度当初予算に挙がっている。平時を含めた利用になると思うが、こういった補助金をとってきてはどうか。見解を伺う。
また、Wi-Fi設置が維持費の面でダメなら、例えば4月に発生した熊本地震では、NTT、ソフトバンク、KDDIが避難所に無料のWi-Fiスポットを設置する支援を実施した。
というわけで、確認したいのが、本市では、携帯キャリア会社と具体支援の調整はされているか。
されていないなら、車載型無線基地局、移動電源車など、どのぐらい来てもらえるかなど、事前に協議をして、要請をしておいたらどうかと思う。見解は。

②本市の被災者支援システムはパソコンさえあれば、避難所における避難者の入退所記録ができる。そのデータは災害対策本部に集約し、避難所関連システムに取り込む。
⇒しかし今の答弁では、災害時に使えるパソコンがないと。避難所開設されたとき使えるパソコンがなければ意味がない。かなり支障をきたすのでは。
(事例)静岡市では、災害時に学校のノートパソコンを開放している。開放時は、無線LANと校内LANを分離し、ウェブ閲覧などに機能を限定された状態にする。こうした事例も参考に、新規でPCを買うのではなく、今あるものを有効活用できるよう検討してはどうか。見解を。

以上を聞きました。要は避難所運営側も、避難者も使えるようにするということ、
そして、今ある資源を活用しながら、避難所運営体制や情報集約、発信をちゃんとするということです。

答弁は・・・
①Wi-Fiの件
・有効だと思うが、毎月の維持費が発生するから、平時の活用手段をあわせて検討するなど、費用対効果を見極めながら導入を判断したい。
・現在Wi-Fiスポットの設置支援について、携帯キャリア会社との調整は行っていない。これらの事業者の応急対策とも連携し、移動式基地局の配置を要請するなど、避難者の通信環境の確保に努める。

②パソコンの件
避難所に指定している施設のパソコンを災害時に有効活用するためには、各施設がパソコンに保有している情報に対するセキュリティ対策等についての調整が必要。今後関係部署と調整していく。

すみません、ちょっと長くなってきたので、次回に回したいと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました。

2016年9月5日

9月議会始まります

9月議会は今日からスタートで、23日までです。

日程の詳細はこちら
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/73/gijinittei2809-01.pdf

提出案件はこちら
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisei/gikai/anken_kekka_ichiran/anken_kekka/1472539277572.html

私は、一般質問の5番目に回ってきます。

防災対策と子ども・若者支援についてです。

後日詳細はアップさせていただきます。

2016年9月1日

防災の日

今日は防災の日ですね。

役所で防災対策についての質疑の準備をしています。

ヤフーではこんなデータが今出ていて、
http://kumamotojishin.yahoo.co.jp/bousai/
検索データから今後の防災対策を考える記事が出ています。

9月の議会でこんなデータも使いながら茨木市の施策を考えていく予定です。

ちなみに今茨木市役所では樋口選手と和田選手の懸垂幕がかかっています。

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2016年8月30日

議運がありました

今日は、幹事長会と議会運営委員会の日。

私は議会運営委員会に所属(副委員長)なので、そちらに出席。

今回の9月議会の議案の説明を理事者から受け、委員会に付託するか、即決でいくかなどを取り決めました。

一般質問の発言通告は明日までなので、通告の準備をこれからします。

質問の持ち時間は一人10分です。

2016年8月28日

宙いもプロジェクトの夏休み企画

今日は、宙いもプロジェクトの夏休み企画のスタッフとして参加してきました。
さつまいもでまちおこしのプロジェクトです。

毎年夏休みにしている企画で、午前中はツル取りして、午後は茨木高校の家庭科室にて親子クッキングがあります。

午前中は4家族とツル取りして、試し掘りもしました。
本来は10月半ばに収穫なんですが、既にいもがたくさん付いていました。
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収穫の際には期待大です。

午後はもう少し参加者が増えて、クッキング。
みんなで、葉っぱ・お芋の天ぷら、ツルのきんぴら、どら焼き、さつまいもとりんごの葛あん煮を作りました。
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ちなみに、ツルは紫色までに成長すると食べることができないので、食べられるのはこの時期が限界のようです。
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10月は収穫祭、11月は茨木スイーツフェアに登場です。

宙いもは議員にならせてもらう前から関わっています。
市民のみなさん、農家のみなさん、お店屋さんと一緒にこれからも茨木の活性化につながったらいいなと思っています。

2016年8月23日

議案説明

暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今日は9月議会前の、全体の議案説明が市長、副市長、企画財政部長からありました。

今回は議案数は多くなく、下水道使用料の改正が主なものです。
議案とは別に、報告事項として子ども・若者支援の実態把握と対応についてや70周年記念事業、障害者福祉金の廃止の検討についてが報告されました。

2016年8月3日

こども食堂オープン

葦原コミュニティセンターで子ども食堂オープン!

子どもたちだけで、20名強来てくれました。

私はサポーターにならせてもらっていて、戦力外レベルのお手伝いと笑、グリコのじゃんけんをして子どもたちと遊びました。

帰り際に「また来月な!」と言ってくれた子もいて嬉しかった。

福岡市長をはじめ、理事者の方々も来てくださいました。

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2016年7月30日

7月はこんな委員会の日程でした

3、6、9月、12月の定例会以外にも委員会等が行われています。
自分の所属する委員会の日程を以下に挙げます。

7月
11日 議会広報委員会 (議会だよりの編集等)
12日 議会改革推進委員会 (今後の議会報告のあり方、議場での手話通訳について等)
21日 民生常任委員会 (3年前から行われている年1回の議員間討議。地域包括ケアシステム等について)
22日 議会改革推進委員会のメンバーでヒアリング (実施した議場での手話通訳について意見、感想、要望等を聴取)
27日 北部整備対策特別委員会(彩都、ダム、新名神)

今月は、その他の常任委員会や、市街地整備対策特別委員会や都市計画審議会なども行われています。